カーゴパンツ「Cargo pants」 |
カーゴは「貨物・貨物船」の意味で、貨物船の乗組員が着用していたパンツに由来する。本来は厚手の綿布で作られ、大きなポケット(カーゴポケット)が両脇に付いているのが特徴。
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カットオフ「Cutoff」 |
服の裾を切り放しにしたまま、まつり縫いなどの始末をしないでおくこと。
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カットパイル「Cutpile」 |
ベルベットや別珍やコーデュロイなど、パイルイオ織物のパイル部分を切って、長めの毛羽(けば)状にしたものをいう。カットの方法には、製織中に切っていく方法(ベルベット)と。織り上がってからカットする方法(別珍)とがある。
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カツラギ「Drill」 |
太綾の一種。横糸に太番手の綿糸を使って3/1または3/2綾で織った厚手の織物。耐久性に優れカジュアルパンツや、ワークウェアに用いられる。ドリルとも言う。
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鹿の子編「かのこあみ」 |
一般的なのは平編をベースに、タック編(編成中にループを2重、またはそれ以上にかぶせる編み方)を規則的に交互に配置し、鹿の子状の小さな凹凸を表した丸編系の編地。これは縦伸びが少なく通気性が良いため、ポロシャツによく使われている。
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カーフ「Carf」 |
生後3~6ヶ月以内の仔牛の革で、牛革の最高クラス。キメが細かく柔軟性に富む。ハンドバッグ、靴、レザーウェアなどに利用される。
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カフス「Cuffs」 |
袖口のこと。
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カーペンターパンツ「Carpenter pants」 |
カーペンターは「大工」の意味で、その仕事着に由来したデニムなど丈夫な綿布で作ったパンツ。工具入れのポケットや、ハンマーループ(側面につく紐状の工具掛け)などのディテールが特徴。
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ガーメント「Garment」 |
衣服のことで、アパレル、クローズ、クロージング、コスチュームなどと同義語。日本ではガーメントという言葉が用いられることは少ない。
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空環「からかん」 |
ロックミシンで空縫いしたときに出来る編目の事を指します。大量生産の作業工程で生まれた生産効率を上げるための糸始末。一般的に縫いのほつれを防ぐ為には「返し縫い」をしますが、返し縫いをせずにあえてカラカン部分を残すことで縫いのほつれを防止しているのが特徴。
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カルゼ「Kersey」 |
経糸に霜降りの双糸または杢糸、緯糸には単糸を使用した綾織物。紡毛糸を使った紡毛カルゼと綿糸を使った綿カルゼの他、合繊を使ったものもある。主としてコート地に使われる。イギリスの毛織物産地カージーに由来する名称と言われている。
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ガンクラブチェック「Gun club check」 |
千鳥格子の間に他の色の千鳥格子を配した柄。1874年にイギリスの狩猟同好会(ガン・クラブ)がこの柄のユニフォームを制定したことから名付けられた。スポーティーな柄なので現在も毛織物によく用いられる。
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ガンパッチ「Gun patch」 |
元々は狩猟用の上着の肩に付けられた当て布(パッチ)。銃座を支えるために布地を補強する目的で作られたことからこの名称がある。ジャケットの肩から胸にかけての部分に付けられるもので、革や布のキルティングなどが使われる。
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