ネイティブパターン「Native pattern」 |
ネイティブは「土着の、その土地の」の意味。先住民が代々受け継いできた素朴な柄のことで、例えばアフリカの各部族、アメリカのネイティブアメリカンやエスキモー、オーストラリアのアボリジニー、日本のアイヌなどの伝統的な柄を言う。
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ネイビー「Navy」 |
「海軍・海軍軍人」の意味。ネイビールックは水兵風の服装、ネイビーブルーはイギリス海軍の軍服のような濃紺色を言う。同義語にミディ、セーラーがある。
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ネオヒッピー「Neo hippie」 |
1960年代後半から70年代前半に流行したヒッピースタイルが90年代のアンチモードによってリバイバルしたもの。かつてのヒッピーのような反体制的なイデオロギーは稀薄で、スタイルだけが取り入れられた。
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ネップヤーン「Nep yarn」 |
意匠糸の一種で、ネップ(糸に付いている小さな粒々)を飾りとして利用した糸。紡績段階で綿花の小さな塊などを入れ、不規則に撚り込んで糸の表情に変化をつける。色ネップも作られている。ナップヤーンとも言う。類似の糸にスラブヤーン、フレークヤーン、雲糸(クラウドヤーン)などがある。
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眠り穴ボタンホール「ねむりあなぼたんほーる」 |
鳩目穴のない、一文字のボタンホール。眠った目のように見えることからこの名がある。単に眠り穴ともいう。見せかけだけの穴かがり(シミュレーテッドボタンホール)をこう呼ぶこともある。
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撚糸(ねんし)「Twisting」 |
糸に撚(よ)りをかける事、または撚った糸(撚り糸)のこと。単糸に撚りを掛けることもあるが、一般には2本の糸、または複数の糸を合わせて撚りを掛けることを言う。撚る方向によってS撚り(右撚り)糸とZ撚り(左撚り)糸に、撚りの回数によって甘撚り糸(1m間に300回以下)、並撚り糸(同1000回以下)、強撚糸(同3000回以下)、縮緬糸(ちりめん糸、同3000回以上)に分けられる。また、撚る糸の本数によって双糸(そうし)、三小糸(みこいと)などに分けられる。
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