CI-VA[チーバ]

1978年に、PAOLO CIONI(パオロ・チオーニ)氏によって、イタリア・トスカーナで誕生したCI-VA。

元々は家内工業で狩猟用のバッグや小物を生産していましたが、1980年代に入り、それまで培った技術を活かし新しい革製品の製造を開始しました。

創業以来使用している革は、「イタリア植物タンニンなめし革協会」に加盟する革の製造卸業者が生産する、化学物質を一切使用せずにトスカーナ産の天然の植物タンニンでなめした上質な革を使用。

伝統的な製法は、芯まで油を浸透させるため、長ければ加工に一年もの時間がかかりますが、職人が丁寧に時間と手間をかけ、なめされたたっぷりのオイルが中に含まれた革は、しっとりとした柔らかな手触りと、上質で丈夫な逸品となっています。

使い込むことで革の中からのオイルで磨かれ、深い味わいのある色味へ変化していくのも楽しみの一つ。

革の裁断以降は一人の職人がすべての工程を担い、手作業で作り上げる品質の高さ、同じ商品でもそれぞれの職人の個性や思いが詰まっており、ひとつひとつ表情や風合いが違います。

唯一無二のご自身だけのバッグとして永く使って頂きたいCI-VA。

ぜひご覧ください。







「イタリア植物タンニンなめし革協会」は、伝統的な植物タンニンなめし革を世界に発信する目的で作られました。トスカーナに本社と工場を構える中小のタンナーで構成され、高価で貴重な原皮を化学物質を一切使用しない伝統的な手法を用いて、高品質の植物タンニンなめし革を生産しています。
協会はトスカーナ産の植物タンニンなめし革の独自性を明確にし、かつ維持する目的で、「PELLE CONCIATA AL VEGETABLE IN TOSCANA(トスカーナ産植物タンニンなめし革)」の商標を作成し、管理しています。
CI-VAの革製品には、この協会の基準を満たした革である証明の商標タグが付属しています。









CI-VA社で厳選された素材は、熟練の裁断士によって必要なパーツにカットされ、託された職人たちはそれぞれに自身の工房を持っており、そこで毎日手作業で製品を作り上げていきます。
作業工程を分担せずに一人の職人が一つの製品の製造工程のほぼ全てを担っている為、同じデザインであってもかかわる職人の技術がにじみ出た個性的な表情を持っています。









トスカーナはイタリア半島中西部に位置し、ルネッサンス芸術の中心地フィレンツェの町並みや、斜塔で有名なピサのドゥオモ広場など、世界的にも非常に重要かつ価値のある西洋文化の中心地のひとつに挙げられます。また地中海に面し、温暖な気候と豊かな自然に恵まれたトスカーナは農業が盛んな地域でもあり、特にワインやオリーブは世界でも有数の名産地として知られています。
ルネッサンスに代表される歴史的文化の香り、そしてゆったりとした田舎的な雰囲気がCI-VAの製品からも感じられます。








三日月のような丸みある形が印象的な代表モデル




トートバッグ、ショルダーバッグの2通りの使い方が楽しめる2WAYバッグ。
素材は自然で不均等なシボが入った革「VOLANATO」を使用。チーバの魅力を語る上で欠かせない革を揉む「ボラ」という加工によるもので、自然で深すぎないシボは、上品でいて味わい深いものに。
三日月のような丸みを持たせる製法はイタリアの伝統的な技術で、日本の職人ではなかなか難しいつくり。底マチの縫い合わせ部分はパイピングで縁取られ、重い物を入れても縫い合わせ部分が裂けるのを防ぎます。ショルダーベルトは5段階で長さの調節が可能。

■価格 53,900円 (税込)







レトロでクラシカルな雰囲気




アルプス地方で育った高品質な牛の原皮を伝統的なバケッタ製法で手なめししたリスシオレザーを使用。手回り品はすべて収納できるサイズ感なので、普段のお出かけにも最適。
ころんと丸みのあるフォルムはかわいらしさも感じますが、このクラシックな雰囲気はぜひメンズにもおすすめのアイテムです。ベルトの長さは調節可能。

■価格 41,800円(税込)