東京・高円寺に拠点を置くファクトリーブランド「VASCO(ヴァスコ)」から自転車や鞍などに付ける古いサドルバッグをベースに製作された3WAYショルダーバッグ「LEATHER 3WAY SADDLE BAG」のご紹介。
「旅の道具」をコンセプトとしたバッグや革小物を展開する「VASCO(ヴァスコ)」。
製品一つにつきパターンから縫製に至るまで全工程を一人のクラフトマンが手掛けており、アイテムが持つハンドメイドの「深み」は皮革に精通した当人達だからこそ表現できるものです。
コンセプトの「旅の道具」には「淘汰されていくなかで残り続けるもの」という意味を込め、時を経ても輝きを失わないヘビーデューティーなアイテムを創造しています。
今回ご紹介するのは「VASCO」の「OLD OIL」シリーズから、贅沢な一枚革を、一切縫製をせずリベットのみで組立てたB5サイズほどのバッグ。
クラッチバッグの歴史は古く、20世紀初頭まで遡ります。
1910年代、社交場に出入りする女性たちに使用されたクラッチバッグ。
そのクラッチバッグと、自転車や鞍などに装着する昔のサドルバッグをモチーフに、現代の日常に使いやすいよう融合させたのがvascoのショルダーバッグ「LEATHER 3WAY SADDLE BAG 」。
ショルダーベルトを外せばクラッチバッグとして、ショルダーベルトを短くすれば、ハンドバッグとして使える3WAY仕様。
男性にも女性にも使用いただけるデザインに、普段使いにちょうど良いB5程度のスモールサイズ。
フラップの施錠は、荷物の出し入れもスムーズな真鍮ヒネリ式。
容量に応じて2段階の調整も可能です。
作り自体はシンプルながら、リベットや施錠などの付属、一枚革の存在感で、雰囲気は非常に良い。
そのレザーにはVASCOオリジナルの「オールドオイル」を使用。
姫路産フルベジタブルタンニンレザーを丘染めと呼ばれる伝統的な手染め製法で染め上げた後、オイルを染み込ませて焦げ感を演出。
ヴィンテージの様な深みのある風合いが堪らない素材です。
丘染めは原皮の傷が目立ちやすく、良い仕上がりとなるのは良い原皮に限られてきます。
特有の色の濃淡やエイジング後の味わい深い風合いが古くから愛される理由です。
普段のお出かけにちょうど良いサイズ感、バスや機内などの持ち込みにも使って頂きやすい邪魔にならない容量。
アンティークな雰囲気、無骨な見た目にも関わらず女性にも使って頂きやすい。
いつものスタイリングの格上げに、旅のお供に、是非ご検討頂ければと思います。
◆実寸サイズ
(FREE)/高さ約19.5cm/横幅約33cm/底マチ約5cm
/ベルト長さ約30-100cm/重量約560g
◆素材:牛革
◆カラー展開:ブラック グレー オリーブ ブラウン
◆生産国:日本