福岡県中部「東峰村」で焼かれる伝統工芸「小石原焼」の陶芸作家「森山實二郎」氏によって製作された「飛び鉋(とびかんな)」模様の楕円鉢をご紹介。
福岡県中部で製作される「小石原焼」は、ロクロを回しながら土を削っていく技法によって生まれる独特の模様、焼き上がりは素朴な中に上品な風合いを感じる焼き物となります。
実用性に長けながらも美しい形と色味が魅力であり、1958年にブリュッセルで開かれた万博博覧会においてグランプリを受賞し、「用の美」として脚光を集めるようになりました。
こちらはそんな「小石原焼」の陶芸作家「森山實二郎」氏によって製作された、リムに入った飛び鉋模様がアクセントになった楕円鉢。
当店でも以前から同じ模様の
茶碗や
どんぶりなどを取り扱っていますが、それらと同じシリーズになります。
メイン料理から副菜まであらゆるメニューに活用できる使いやすいサイズ感。
深さがあるのでカレーや丼もの、煮物など汁の出るものにも対応しています。
落ち着いたシックな風合いで、シンプルなフォルムながらもお料理をしっかりと引き立ててくれます。
「飛び鉋(とびかんな)」は生乾きの生地に化粧土をかけた後、ロクロで回転させながら、湾曲した鉋で化粧土部分を削り取って模様をつける技法。
しかし、こちらは化粧がけをする前に飛び鉋を施しその後に化粧がけをしているため、ぼけた柔らかいタッチに仕上がっています。
現代では機械生産が増えつつある中、手仕事の価値が見直される時代でもあり、この「小石原焼」は伝統を守りながら生活の器として愛され続けています。
同じ柄の茶碗やどんぶり、皿などを揃えて食卓に統一感を持たせるのも面白いかもしれません。
また色違いの
ブラウンもご用意しておりますので、ご家族やカップルで色違いで揃えるのもお勧めです。
ご自身用にはもちろん、大切な方へのプレゼントとしても喜ばれるかと思います。
食卓のお供として是非長く付き合っていただきたい一品です。
※基本的に電子レンジのご使用は可能ですが、劣化が早まったり、濡れた状態でレンジにかけますと割れる可能性もございます。
また食洗器もご使用は可能ですが、洗浄中に器どうしがぶつかり、割れ、欠けが発生する場合がございますので、こちらも併せてご注意ください。
◆実寸サイズ
(FREE)/縦約19.5cm/横約22.5cm/高さ約6.5cm
◆素材:陶器
◆カラー展開:グレー
◆生産国:日本