MANUAL ALPHABET(マニュアルアルファベット)から、コットンナイロンの軽い着心地と、シボ感のある生地表情が春夏の爽やかな雰囲気を持つ３つボタンジャケットをご紹介。
カバーオールのように気軽に羽織れるけど、ラペルジャケットのキチンと感も意識して製作したというMANUALの３つボタンジャケット「C/N WEATHER 3B JACKET」。
ボックス型のゆったりしたシルエットは、カバーオールのようだし、ラペルの下がりはやや浅めでカジュアルだけど、ラフ過ぎない。
袖をカフス仕様にしているところなんかは、元々がシャツ専業メーカーであるMANUALらしい仕様。
本体に使用している生地は、もともとは戦争用の織物として使われたウェザークロス。
コチラの生地はコットンにナイロンを混紡したウェザー生地で、しっかりと目が詰まっていてハリ・コシがあります。
ナイロンを混紡することにより、コットン100％の生地より丈夫で軽くなり、洗濯耐性も高いという特徴も併せ持った素材です。
インナーはシャツでもカットソーでも良いし、キレイ目のパンツにもカーゴパンツなんかの軍パンにも相性良しな、着まわしやすさもおススメできるポイントです。

ご紹介するのは当店オリジナルのLAOTOUR（ロートル）から、とても軽くてコンパクトに持ち運べる高密度ナイロンのワークジャケット。
こちらはクラシックなハンティングジャケットをモチーフに、現代的な素材で製作した軽い着用感のナイロンジャケット。
特徴的なのは、やっぱりフロントに設けた３つのフラップポケット。
ワークな雰囲気を醸し出す、見た目のデザインもさることながら、仕切りを設け、ペンやメモリースティックなどの小物を分けて入れられる機能性もポイントです。
腰位置のポケットに関してはダブルポケット。
身幅・肩幅などは広めにとってゆったりとさせていますが、着丈・袖幅などは大きすぎない設定にしているので、オーバーすぎる見た目にはなりません。
本体素材は、細番手のナイロン糸を高密度に織り立てた生地。
ぎゅっと目を詰めた打ち込みの良いナイロン生地なので、完全防水ではないものの軽度の撥水性を持ち、摩擦に強くて、型崩れしにくいし、とても軽いという特性も持ちます。
クラシックでワークなデザインをしながらも、現代的な素材使いでイマの雰囲気がする一着です。

weac.(ウィーク)から、極太のリネン糸を用いた、40年代大戦モデルのカバーオールをベースに現代的にリサイズしたワークジャケット「WARRRK JACKET」をご紹介。
戦時中の物資統制が行われていた時代に造られた所謂「大戦モデル」は、フロントのボタンが４つだけだったり、リベットが省かれていたりと簡素なディティールが特徴。
その大戦モデルの簡素なディティールを活かしながら、たっぷりした身幅や袖など、イマの雰囲気に仕上げられたのがこちらのワークジャケット。
本体に用いられる生地は、湿気の多い日本の夏に適した吸水性に速乾性に優れたリネン(麻)のキャンバス生地。
極太のリネン糸を用いることでザックリとして、粗野な風合いに仕上がったとても質感の高い生地です。
生地に硫化染めを施し、製品後にさらに洗いをかけることで、使い込んだようなフェード感のある色合いを演出しています。
ザックリとした、リネンキャンバスの独特の粗野な風合いはとても質感が高いですし、クッタリして落ち感のあるシルエットはヌケ感があってとても雰囲気が良い。

KELEN(ケレン)よりフィッシングジャケットとハンティングジャケットのディティールを組み合わせた、立体的なポケット・背面の大きなゲームポケットが印象的なワークジャケットをご紹介。
フィッシングジャケットから取り入れたマチ付きの立体的なポケットが目を惹きますが、その他にも見どころはたくさん。
袖口はボタンアジャスターで絞りを効かせることができ、背面に備えられたのは、捕らえた獲物や囮となる小動物・鳥を入れる為のゲームポケット。
今となっては本来の目的通りに使うことはないかと思いますが、バッグ代わりになるし、アイデア次第で様々な使い方が可能なポケット。本体の生地に関してはコットンにナイロンを混紡し、高密度に織り立てられたギャバジン生地。
厚手すぎない、中厚手ながらも適度なハリのある生地感で傾斜の強い綾目、光沢感が特徴的な生地です。
<a href="https://www.mutabor.jp/SHOP/bp-pt1109.html">同素材を用いたオーバーオール</a>と合わせれば、統一感のあるセットアップスタイルを組むことも可能です。

BURLAP OUTFITTER (バーラップアウトフィッター)より、軽量で通気性の良いSUPPLEXナイロンのBDUジャケットをご紹介。
4つのフラップポケットに、ボタンが表から見えない前立て、袖口のアジャスターなどオリジナルのディティールを踏襲しながらも、無駄を省き現代的に着用しやすいように改変されたゆったりサイズ感の一着です。
胸のフラップポケットは、少し角度を付け、ジャングルファティーグのような、より男らしい見た目に。
腰位置のフラップポケットは中身の脱落を防ぎ、サイドからも手を差し込める仕様。
オリジナルと大きく違うのは、背面ヨークのふらし。
そのヨーク部分の内部のメッシュ素材から湿気を逃がし、ベンチレーションとしての機能性だけでなく、デザインとしても効いています。
本体素材はアメリカのデュポン社が開発した軽度の撥水性・速乾性を備え、軽さと丈夫さを持った「SUPPLEX&#174; (サプレックス)」ナイロンを使用。
色褪せしにくいので、何年も着用しても状態が良いままです。
着用感は軽いし、サッと羽織れる手軽さもポイント。