ライニング「Lining」 |
(1)すべりを良くしたり保温効果を高めるために、衣服の裏地を付けること。あるいはその裏地を言う。また表布の補強や張りを出すために裏打ちすることをさす場合もある。
(2)靴用語。アッパーに裏張りする革で、アッパーを補強したり、足当たりを良くするなどの目的がある。材料は馬革や豚革が一般的だが、最近は人工皮革も増えている。
|
ラウンドカラー「Round collar」 |
衿先に丸みを持たせたシャツ衿の総称。先端の剣先が細く尖ったものはティップ(先端)・トップと呼んで区別する。
|
ラグランスリーブ「Raglan sleeves」 | 襟ぐりから袖下にかけて斜めの切り替え線の入った袖型のこと。肩幅が決まっていないため動きやすく、着脱も楽という利点があり、スポーツウェアなどにもよく用いられている。名称はクリミア戦争の際、英国のラグラン将軍が考案したことに由来している。
|
ラスト「Last」 |
靴型。
|
ラバープリント「Rubber print」 |
ラバーはゴムの意味。ゴムのような弾性のあるウレタン樹脂を使った捺染糊に、染料を入れて印捺し、熱処理して着色する捺染法。生地の伸縮に順応した捺染が出来、防水性もあるが通気性はない。
|
ラペル[Lapel] |
テーラード・カラーなどで、身頃の見返しが表側に折り返った部分をさし、折り返し、返り衿、返りなどとも呼ばれる。刻み(ゴージ)から下の部分のことで、通常下衿と言われ、上衿をさす「カラー」とは区別して捉えられる。その種類は多彩で、衿の刻みの形や高さ、幅、角度などに基づいた名称が付いているが、大きくはノッチド・ラペルとピークド・ラペルの2種類に分けられる。
|
ラムウール「Lamb's wool」 |
子羊の毛のことだが、通常、生後7~8か月で刈り取ったソフトで弾力性のある羊毛を言う。
|
ラムスキン「Lambskin」 | 子羊の革。強靭性には欠けるが柔らかく感触に優れる。手袋などにも利用される。
|