トゥ「Toe」 |
靴のつま先部分のこと。
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透湿性「とうしつせい」 |
人体の表面から発散された湿気(汗とその蒸気)を衣服の裏側から表面へ繊維を伝って透過させ、外部へ放散させる性質。吸湿性のある天然繊維や再生繊維には透湿性があり、合成繊維のように疎水性のある繊維は透湿性は少ない。
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トップ染め「Top dyeing」 |
羊毛の先染めの一種で、糸に撚る前のトップの段階で染色すること。糸の中心まで染まっているので染色堅牢度が高く色に深みがあって色ムラもないことから、トップ染めの糸は高級糸とされている。
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トラウザーズ「Trousers」 |
イギリスでの「長い丈のパンツ」の呼称。19世紀まで王室や貴族はふくらはぎ丈のパンツを着用していたが、それがくるぶし丈になった時こう呼ばれるようになった。アメリカのパンツ、スラックス、フランスのパンタロンと同意。
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トラディショナル・スタイル「Traditional style」 |
伝統的な生活スタイル、またはそこから生まれたファッションをさす。狭義にはアメリカ東部のメンズウェアのスタイルを言うが、広義にはブリティッシュ・トラディショナルや現代的にアレンジしたソフト・トラッドなど、全てのトラディショナルおよびトラディショナル感覚のスタイル、同じテイストを持つ女性向けファッションも含む。トラッドとも言う。
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ドリズラージャケット「Drizzler jacket」 |
ドリズラーは「こぬか雨、霧雨」の意味で、ゴルフプレイヤーが雨除けに着用したジャンパー。日本でスイングトップと呼ばれるジャンパーのことでアメリカで用いられる用語。アメリカのスポーツウェアメーカーのマクレガー社が開発した商品名でもある。
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トリミング「Trimming」 |
衣服の端をきれいに仕上げることで、バイアス布、テープなどの別布、毛皮、革などで縁どりして飾ること。また、そのデザインを言う。パイピングや細かいフリルの縁どり、ひだ飾りなどが代表的。トリミングには「整頓、整理、こぎれいにする」などの意味がある。
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ドルマンスリーブ「Dolman sleeve」 |
ドルマンは元々トルコ人の着用するコートの名称。その袖に似て袖ぐりが深くたっぷりあり、袖口で細くなっているものを言う。身頃から裁ち出されたもの、マチ入りのもの、切り替えられたものなどがある。
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ドレープ性「Drape」 |
ドレープは「生地を優美なひだになるように垂らす」または「衣服の生地部分に出る自然なたるみやひだ」の意味。美しいシルエットに見せるために、意識的にドレープをデザインすることもある。ドレープ性という場合は生地を垂らした時に自然に美しいドレープが出る性質を言う。
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トレンチコート「Trench coat」 |
トレンチは「塹壕(ざんごう)」の意味で、イギリス軍が塹壕で着用した防水コートが始まり。デザインは両肩に付いたエポレット(肩章)、ストームフラップ(防風雨用の当て布)、背中のケープ・バック(ケープのような当て布)、チンストラップ(雨除けの顎布)、ベルトの付いたD環(水筒などを吊るす金属の輪)、ダブルブレストの打ち合わせなどが特徴である。
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ドロップショルダースリーブ「Dropped shoulder sleeve」 |
通常の袖付け線よりも下がった位置に付けられた袖。肩からずり落ちたような感じになっえいることからこう呼ばれる。
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